2014年5月29日木曜日

イギリスのリテラシー教育(1)

 昨年の全国フォーラムでは、イギリス・チャイルドラインからピーター・リバーさん(イギリス虐待防止協会/NSPCC チャイルドライン担当ディレクター) が来日され、イギリスでの取り組みについて講演されました。

 私も両日出席し、第10分科会「イギリスのチャイルドラインに聞く!」にも参加しました。
 そこで語られたのは、驚くべきことでした。
 イギリスのチャイルドラインでは、インターネットを活用し、メールで相談を受けている、とのこと!!

 私たち日本のチャイルドラインの現状は、”シフトに穴をあけないようにするには” ”会費の徴収は” 会員を増やすには” ”そのための養成講座は” ”継続研修は”  ”事務局の運営や財政は” どうすればよいだろう・・・といった、差し迫った問題が山積みです。
 いくら移動端末やネットが普及したからと言って、イギリスの取り組みは、はるか未来の話に思えてもしかたのないことでしょう。
 
 ところが・・・ふと、思い出しました。
 イギリスは、伝統的に小学校からリテラシー教育が盛んだということを。
 
 リテラシーというと、昔は「読み書き」のことでした。現在では、いろいろなリテラシーが実践されていますが、特に、情報/メディアの活用能力を身に付けることを、情報/メディアリテラシーといいます。
 近年、この方面のリテラシー教育の重要性が叫ばれていますが、学校現場ではまだ緒についたばかり、この言葉になじみのない方も多いのではないかと思われます。

 ということで、イギリスのリテラシー教育についてきちんと調べて、近いうちにここで報告したいと思います。

                                            管理人



 
 
 
 
 

1 件のコメント:

  1. コンピューターゲーム、携帯電話が世に普及してその発展ぶりには目を見張るばかり。
    そして今は、スマホアプリが充実し、LINEに代表される新しいコミュニケーションツールが世を席巻しています。SNSの影響力も無視できません。
    これらは本当に便利なツールですし、使わなければいいというものではないと思います。
    メディア、ネットリテラシーは喫緊の課題ですね。

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