2015年11月30日月曜日

グリムの森 イルミネーション

 1129日(日) 下野市にある「グリムの森」イルミネーションが始まりました。
最近よく見かけるのは、大勢の人が利用する駅前のロータリーに設置したものですが、ここのイルミネーションは公園全体を対象にしたスケールの大きなもので、かなり迫力がありました。

厳しい冬の寒さに向かう時期ではありましたが、華やかなイルミネーションを見ていると、なぜが暖かな雰囲気を感じ、心にも灯がともるようでした。





第6回 こども虐待をなくそう!県民の集い

1115日(日)「第6回 こども虐待をなくそう!県民の集い」が、パルティ(とちぎ男女共同参画センター)で行われました。120名の方が参加されました。
 子ども虐待防止ネットワークとちぎ代表で児童養護施設“養徳園”の施設長でもある福田雅章さんによる挨拶と基調講演に続き、県内4か所に開設された「子どもの居場所」事業の代表者4名によるシンポジウムが行われました。
 パネラーは次の4名の方です。
  畠山 由美さん(日光市:Your placeひだまり/だいじょうぶ)
  林谷 政子さん(宇都宮市:月の家/青少年の自立を支える会)
  仲村 久代さん(小山市:シリウス/サバイバルネット・ライフ)
  森田 野百合さん(那須塩原市:虹の家/キッズシェルター)

 最後は、青少年の自立を支える会の星俊彦さんによる厚労省・新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会の報告と閉会挨拶で幕を閉じました。

ふれあいフェスティバル2015

1115日(日) 宇都宮市青少年センター(アミークス)にて、「ふれあいフェスティバル2015」が開催されました。これは、県内の青少年団体および青年会館登録団体が中心となり、開催しているイベントです。
チャイルドラインとちぎは、昨年に引き続きプラバンのストラップ制作とバルーンアートで参加し、お子さんたちと遊び、ふれあいのひとときを持ちました。今年は特にバルーンアートがグレードアップ!!大好評でした。
福田富一県知事にも、チャイルドラインとちぎのブースにご来訪いただきました。
この日はインターナショナルフェスティバルが同時開催されていて、屋外には各国の料理の屋台が立ち並んでいました。

 オープニングのときにはまだ昨夜の雨が残る状態でしたが、昼前には雨があがり、多くの来訪者でにぎわっていました。

こどもと接するひとのLGBT講座

117日(土) 宇都宮大学ゆうゆうプラザにて、「こどもと接するひとのLGBT講座」がありました。
講師は、LGBT当事者(FTMトランスジェンダー)でLGBTの若者支援や自殺対策に取り組む遠藤まめたさん。前回のチャイルドライン全国フォーラムのときには、ご参加いただきましたよね。
実際に体験した人だからこそ、言葉のひとつひとつに重みがあり、説得力のあるお話でした。
「報道」の腕章をつけた記者さんたちも取材に来ていました。
 会場では、当事者の方の手作りという、LGBTのシンボルカラー“七色”アクセサリーが販売されていました。
実はこの日は、小山市で“カンガルーおやま”主催で、「子ども虐待をなくしましょう! 子ども虐待の真実」をテーマに講演会が行われ、お誘いを受けました。そちらも興味あるテーマでしたが、LGBTをテーマにした講演会は、大切な問題でありながらまだまだ拝聴する機会が少なく私にとっては初めての機会でしたので、こちらに参加させていただきました。(カンガルーおやまでは、12月にも子ども虐待防止をテーマに講演会が予定されているとのこと。次はぜひ聴きに行きたいと思います。)
一昨日の112日には、世田谷区と渋谷区で、同姓カップルのパートナー認定が始まり「パートナーシップ証明書」が発行されたということです。

セクシャルマイノリティーであっても、誰もが安心して生きていける社会が早く実現しますように!

2015年10月31日土曜日

「頻回電話について」研修

10月18日(日) アミークスにて、追加研修が行われました。この日のテーマは、電話相談に携わる誰もが経験するという「頻回電話について」でした。

男女協働参画センターにてパネル展示

10月1日~31日まで、宇都宮市の男女協働参画センターにて、今年も利用団体による活動紹介のパネル展示が行われました。
チャイルドラインも昨年に引き続き、参加しました。

鬼怒グリーンパーク


10月12日(日) 鬼怒グリーンパークへ行ってきました。
ここは宇都宮の中心部から車で30分ほどのところにある、鬼怒川に隣接した広大な公園です。
この日は雲ひとつないといっていいほどの秋晴れで、多くの家族連れや団体客で賑わっていました。
また、ちょうどコスモスの時期で、あたりいちめんの花畑には赤とんぼの遊ぶ姿も見られました。




このコスモス畑のほかにも、水上アスレチック、レンタル自転車(4人乗りなどがある)、ボートなど子どもも大人も楽しめる遊具があります。
芝生の広場では、動物愛護のイベントが開催されtれいました。


2015年9月28日月曜日

受け手養成講座 最終日

 6月7日から始まった第10期受け手養成講座も9月27日午前中に全ての日程を終了しました。
 10期生の皆様、お疲れ様でした。
 午後12時からはチャイルドライン新旧の顔合わせとなるランチ交流会が催されました。先輩受け手の皆さんによる渾身の(笑)手料理がテーブルいっぱいに並べられました。




「自分の好きなもの」を織り交ぜての自己紹介には、「ジャニーズが好きです」「海老フライが好きなので棺桶にも入れてほしい」という意外なものから「この際だから言っちゃいます、夫が大好きです」のまさかの告白まで、笑いあり、驚きありの和気藹々の会となりました。



 養成講座終了後の受け手としての「独り立ち」には皆様不安をお持ちのようでしたが、先輩受け手の「しっかりサポートしていくので大丈夫」には笑顔がこぼれました。
by F.K     

2015年9月27日日曜日

平成27年9月 関東・東北豪雨

 9月9日から10日にかけて、台風18号の影響で、わが栃木県も100年に一度と言う未曽有の豪雨に襲われました。

 台風18号から変わった低気圧に向けて南から流れ込む風と、日本の東海上の台風17号から流れ込む風の影響で、長時間にわたり強い南東風が吹いたことにより、上昇気流によって積乱雲を繰り返し発生した「線状降水帯」が栃木県内を縦断していたために、被害が大きくなってしまったのです。
 鹿沼市ではついに死者を出してしまいました。県南の栃木市、小山市、その周辺でも多くの地域が浸水被害に遭いました。お隣の茨城県常総市での堤防決壊による被害があまりにも大きかったため、栃木県内の様子はそれほど報道されませんでしたが、住宅の復旧などまだまだ時間がかかりそうです。一日も早く平常の生活を取り戻せることを祈ります。

第10回受け手養成講座 第7回、第8回 9月6日(日)

養成講座も終盤。今日は、お昼をはさんでのダブルヘッダー。
午前中は、子どもの発達障がいのお話。「障害」ではなく「障がい」。それは、個性といってもよいと思う。
そして、病院ではひとりひとり患者さんの症状や体調を毎日毎日診て、それにあわせて看護するのに、学校ではみんなみんな同じでなければいけないという話。金子みすずさんの「みんなちがってみんないい」というわけにはいかない。
みんなが同じではなく、いろいろでいいよね。いろいろで生きていることがあたりまえになるといいよね。生まれた時から、個性を大切に育っていけたらいいのにね。

午後は、ロールプレイ。今日のロールプレイでは、自分が思っていることが、相手には違って見えることがわかり、思い込みや凝り固まった思考に気づいた。自分の聴き方についてのフィードバックはちょっとドキドキだけど、自分の聴き方について、具体的に客観的に知ることができる。
電話の受け手に必要なことは、普段の生活の中でも、とっても大切なことだと思う。
スーパーで、公園で、ちょっと耳をすませて、聞いてみて。「ねえ、ねえ」と呼ぶ子供の声に、呼ばれたおとながなんて返事をしているか。「いいから、早くしなさい」「うるさいな~」とか。だから、研修で勉強することは、自分のためになる。
器用にすぐにすんなりと理解できる人と、私みたいに飲み込みがすごく悪い人もいる。すこしずつでも、こつこつと積み重ねていくことが大切だと思う。そして、電話をかけてきたこどもが、すこしでも明るく、すこしでも気持ちが軽くなって終われるように、これからも謙虚に学んでいきたいと思う。

丸山先生、伊澤先生、ありがとうございました。
                                                                                                                    by H.H      

家族ケアプログラム(TEENSPOST)に参加しました

 9月4日(金)、5日(土)に宇都宮市男女共同参画”パルティ”で行われた、NPO法人TEENSPOSTの家族ケアプログラム~当事者、家族、支援者、みんなのためのセルフケア~に、個人で参加しました。
 この講座の案内のチラシが、どういうご縁か毎年わがチャイルドラインとちぎの事務所に掲示されています。それを目にするたびに、一度参加してみたいと思っていました。なかなか都合が合わず参加できないでいたのですが、今年はなんとか都合をつけて(実は受け手のシフトを替わってもらって)、やっと参加することができました。
 講師は、TEENSPOST代表で、思春期・家族カウンセラーの八巻香織さん。
 以下のようなプログラムが行われました。

第1日
家族の中のMaking Peace
キレない、タメない、コモらない 家族ケア講座~女性と子どもの問題の視点から
 ①私の専門家になろう
 ②こころと家族の手あて
 ③家族で身に付ける役割
 ④問題の対処と選択
 ⑤心地よいコミュニケーション
 ⑥これからの家族関係

第2日
私の中のMaking Peace
オレない、ヘタらない、ツブれない こころの手当て講座~共に元気になる支援を目指して
 ①こころを手当てしよう
 ②私とあなたの境界線
 ③心の冷え対策
 ④私の味方を探そう!
 ⑤内なる子どもを育てる
 ⑥世界に一つのケアマネージメント

 講義やワークに加えて、「ファジー」という絵本の読み聞かせ、ゴスペルを利用した表現、自分の取扱説明書を作る、など充実したプログラムでした。以前、宇都宮市の精神福祉保健センターで行われた電話相談員の合同研修会でやった「ストラクチャー(彫刻)という技法が、ここでも取り上げられていました。有効な技法として認められてきたということでしょうか。
 最後に参加者同士でお互いにメッセージを書きあいましたが、それを裏返すと終了証しなっているという、ステキな演出がありました。

2015年8月31日月曜日

支え手研修が行われました

 8月30日(日)。受け手養成講座終了後、支え手研修が行われました。
 チャイルドラインとちぎは、開設15年。電話を受ける体制はかたまってきましたが、もっと支え手のための研修が必要ではないか、との声が理事会であがりました。そこで、支え手の役割の確認や共通理解をはかるために急遽持たれることになりました。
 この日は午前中、補講の研修もあり、午前中から参加の仲間はかなりたいへんだったと思います。本当にお疲れ様でした。

第10回受け手養成講座 第6回

 8月30日(日)13:00~16:00
 第6回目の受け手養成講座が行われました。
 この日の内容はロールプレイング。今までの講座は講義でしたが、この日初めて実践的な研修が行われました。講師はチャイルドラインとちぎの受け手さんのひとりで、スクールカウンセラーなどをしている仲間です。
 話の聴き方について、簡単な聴き方からより深い聴き方へと徐々に進んでい研修は、自然に受講生の心に染み入っていったようです。
 終了後には、「楽しかった」「もっとやりたかった」という声が多数聞かれました。

2015年8月30日日曜日

益子だより(4)

 暑い夏でした。益子では、7月には伝統ある祇園祭が、8月には昨年に引き続いて夜市が開催され、新旧のイベントで熱く盛り上がりました。

 9月には土祭(ひじさい)という益子の新しいお祭りがあります。2009年、2012年に続いて3回目を数えますが、新月から満月までという会期も特徴があります(今回は913日~28日)。
 「土のお祭りって何?」と思いますよね。益子は焼きものの町。その材料となるのが土ですが、そればかりでなく、人々は土によって日々を営み、土の上で日々を過ごしている。益子という町での暮らしの中に行き交う喜びや楽しさを味わえるお祭りと私は思っています。

 この祭りに向けて、各地域の人々の暮らしや行事、風土をていねいに掘り起こし、読み解いてきていました。それらの展示紹介や、地域を実際に訪ねて歩く遠足があったり、ワークショップやトークショーといったさまざまな形で体験できたり、益子を愛する作家たちによって表現された作品に出会えたりします。益子の農産物や食、手仕事を楽しめる市場もあります。今回は、映画上映や演劇などもあるようです。


 素敵なウェブサイトがありますので、興味のある方はご覧になってみてください。


by ちゃわん 8月23日


青少年巡回指導活動

8月5日(水) PM19:00~21:00 
 宇都宮中央警察署管内における「宇都宮市青少年のためのよりよい環境づくり強調月間」の活動に、チャイルドラインとちぎから5人が参加協力しました。

 オリオンスクエアに集合、まずは、主催者あいさつや各参加団体の自己紹介を行いました。
 その後、5班(各班15人)に分かれ周辺をパトロールしました。 
 あまりの暑さのせいでしょうか、幸いなことに、「あたたかい声掛け」が必要な青少年は、見かけませんでした。
 その替わりというわけではないですが、人気のない公園で、盗難車と思われる壊れた放置自転車を発見!
 その後は滞りなくパトロールを終え、オリオンスクエアに戻り終了となりました。



オリオンスクエアに集合



オリオン通り



ユニオン通り



徐々に人影のまばらな住宅街へ



再びオリオンスクエアへ


京都に行ってきました

 宇都宮が宮まつりで賑わい、チャイルドラインとちぎの仲間がボランティア協力で汗を流しているちょうどその頃、お手伝いできずに申しわけないと思いつつ、個人的な用事で京都へ行ってきました。
 資格取得のためのスクーリングに出席するためで、昨年に引き続き2回目です。
 この時期の京都はさすが日本を代表する観光地だけあって、夏休みを利用した観光客でごった返していました。そして観光客とともに目についたのが、多くの大学で開催される通信教育課程のスクーリングの学生でした。

 京都の街は、ちょっと歩くとすぐに神社やお寺に行き当たり、宗教都市であることを感じさせられます。驚いたのが、キリスト教の教会を数多く見かけたこと。もしかすると、私が知らないだけでどこかにイスラム教のモスクもあったのかもしれません。
 実は、私が学んでいるのは仏教系の大学なので(たまたま必要な科目がその大学で開講されていたからで、私は特定の宗教とは関係ありませんが)、希望者は大学の礼拝室で行われる朝の勤行や写経に参加できます。さすがに勤行はおそれ多くて遠慮しましたが、写経を体験してみました。静かな環境で心を落ち着けて毛筆で文字を書くのは、なかなかいいものだと思いました。あの墨の匂い、好きです。

 さて、昨年は12日間も滞在していたので、休みを利用して、気分転換を兼ねてプチ観光をしてきました。
 以下は昨年の写真です。



 教王護国寺(東寺)。ここの仏像展示はすごいです。圧倒されました。

 


 安倍清明ゆかりの清明神社。若い女性の姿がたくさん。



 陰陽師のシンボル”五芒星”をあらわすという桔梗の花。



 街角のいたるところで見かけた、お地蔵様が安置されている祠。



 昔の小学校の校舎を利用した、京都国際マンガミュージアム。
漫画好きの人は1日中居ても飽きないところです。



 御金(おかね)神社というありがたい名前の神社を、偶然見つけました。金運のお守り



 ホテルの窓から見えた夜景。
画面中央に見える小さな光は洛星中学・高等学校校舎に立つ十字架。
遠く離れた土地で、予習・復習のため夜更かししていたとき、
暗闇の中に薄明まで灯り続ける光にほっとさせられました。


 実は前々回の全国研修のとき、広報の部で、チャイルドライン京都の方と同じグループになりました。5人くらいのグループだったと思います。
 お互いに名刺を交換し、「近くに来た時は気軽に声をかけてください」とお別れしたので、訪ねてみようかとも思ったのですが、京都さんはとちぎとはちょっと体制が違うようでしたし、直前に連絡してもご迷惑かと思い断念したしだいです。
 けれど、ギンギンの真夏の太陽に照り付けられながら、「この空の下のどこかで、チャイルドライン京都の受け手さんたちが活動しているのだな」と思うと、どこか感慨深いものがありました。

 さて、今年は2泊3日と滞在が短かったこととあまりの酷暑(昨年以上、気温39℃を体験!)で、早々に栃木に逃げ帰りました。

 本当は以前から興味のあった鞍馬山や宇治の平等院を拝観したかったのですが、次はスクーリングではなく観光で、ゆっくりと訪れたいと思います。

第40回 ふるさと宮まつり

8月1日(土)~2日(日)
 毎年恒例のふるさと宮まつりが、JR宇都宮駅西口の駅前大通りをメイン会場として、 「であいとふれあい」をテーマに盛大に開催されました。

 チャイルドラインとちぎも青団連の構成団体のひとつとして、毎年ポスター掲示や警備担当で参加協力しています。
 
 マーチングバンドやパレード、お囃子、お神輿、宮っ子よさこい、和太鼓、木遣りなど、子どもから大人まで参加の盛りだくさんのパフォーマンスや屋台が並び、にぎやかな2日間となりました。
 特に今年は和太鼓のグループが熱演で、盛り上がったようです。
 最後は参加者全員による清掃で幕を閉じました。


2015年7月31日金曜日

ひまわりフェスティバル   県南だより(4)

 先週末の7月24~26日、栃木県の最南端に位置する野木町で、「ひまわりフェスティバル」が開催されました。

 温暖な気候を利用して、町おこしの一環として始められたこのイベントは、年々充実した企画で盛り上がりをみせています。
 広いひまわり畑を利用した大迷路、模擬店、ステージなど、天気が良すぎて暑い日ではありましたが、たくさんの人で賑わいました。

 









2015年7月21日火曜日

長野に行ってきました

 チャイルドラインとは関係ない話題で恐縮ですが、先日、ある子ども支援の会議のため、長野市に行ってきました。
 
 長野市は若い頃数回来たことがありますが、いずれも登山のための最寄り駅にちょっと立ち寄ったという感じで、ゆっくり滞在する機会がありませんでした。
 ?十年ぶりに来てみると、まわりがぐるっと山に囲まれていて、あらためて長野(市)って本当に山国なんだなあ、と実感しました。




 若里市民文化ホール付近の歩道橋からの眺め

 (余談ですが、栃木県は北西部こそ日光や那須などの山なみが連なっていますが、南東部は広大な関東平野のはじっこです。県庁の展望室から眺めるとあまりにもその対比がハッキリしていて、まるで地理の教科書に出てきそうな景観でおもしろいですよ。)

 今回も、会議が目的なので、残念ながら日帰りでした。
 ですがせっかく行くのだからと、事前に長野市出身の友人に、おすすめの見どころや美味しいお店を聞いておきました。それによると、
 
 ”長野市ならやっぱり善光寺!そしてお蕎麦でしょう!
 時間があるなら戸隠もGOOD。” 
 
 とのこと。 

 ということで、会議終了後に善光寺に直行です。
 16時半を過ぎていたので、さすがに本堂は奥までは入れず、山門は外からの拝観でした。授与品所もまさに閉まるところでした。
 でも、由緒正しい風格あるたたずまいの本堂はなかなかの迫力でしたし、涼しい風が吹き始めた境内を歩いているだけで落ち着いた気分になってきました。不思議なものですね。




善光寺

 そして、門前町の老舗のお蕎麦やさんで、美味しいとろろそばをいただきました。


さらしなそばという種類だそうです

 他にもちょっとした食べ歩きができる、そばソフトクリームやお焼きのお店がありました。
 次はもっとゆっくり、せめて1泊くらいはしたいな・・・と思います。
 できれば参道脇に並ぶ宿坊に泊まってみたい。




宿坊のひとつ


レトロな郵便局

 そして、友人のもうひとつのお勧めの戸隠高原(神社)はパワースポットだとか。こちらもぜひ行きたいものです。

 さて、前々回の全国研修の時、懇親会の後に長野県のチャイルドラインの方々とお茶をご一緒させていただきました。
 そのとき、長野県は風光明媚なところがたくさんあるし、3か所も拠点があるのだからマンパワーも充実してるだろうし、「次の全国フォーラムは長野県で開催したら?」「諏訪湖でナイトクルージングしながら懇親会なんてステキ」という話題になりました。
 ところが、「長野は要所々々が山で隔てられているから合同で何かしようとしても動きにくい。だからチャイルドラインも3か所(ながの、すわ、うえだ)に分かれて活動しているのですよ。」というお返事でした。なるほど。本当にそうですね。
 
 わがチャイルドラインとちぎの拠点は宇都宮市。栃木県のほぼ中央です。つまり、それだけ人が集まりやすいのです。
 初代の理事長が、何かの挨拶のときにはいつも「受け手さんが県内全域から集まってくれたのがうれしい」と言っていたことを思い出しました。
 この恵まれた地の利を生かして、ますます充実した活動ができるよう、県内全域から集まった仲間たちで協力していきたいものだと思います。 
 

2015年7月11日土曜日

第10期 受け手養成講座 第5回

 7月5日()。第5回目となるこの日は、3、4回目に続き「子どもの現状を知る」テーマのもと、自治医科大学 総合周産期医療センター特任教授 渡辺 先生を講師にお迎えし「思春期の心と性」について学びました。
 小児から大人への移行期である思春期は、心も身体も大きく変化する時期です。妊娠・出産に向けての準備をしていく大切なこの時期の、女の子・男の子それぞれの身体の変化の再確認から、起こりうる問題としての性感染症まで多くを学ぶことができました。
 子どもたちからの相談にすぐに役立つ実践的なお話を聞くことができ、また、中高校生が受けている性教育の一端にも触れることができ、10期生だけでなく受け手の研修としても実りある研修でした。

第10期 受け手養成講座  第4回 

 6月26日の午後に行われた第4回目のテーマは、”子どもの現状を知る「いじめ」”
 講師は、NPO法人「ストップいじめナビ!」の事務局長、須永祐慈さんでした。

 チャイルドラインに寄せられる子どもたちの深刻な声の中でもいじめのカテゴリーに分類される件数は、抜きん出て多いです。いじめに苦しむ子どもたちからの相談を、私たち受け手はどのように受け止めたらよいのでしょうか。

 須永さんのお話しには、どのようにいじめが発生するのか、いじめを受けた子はどんな気持ちになるのか、周囲の大人はどんな反応をしめしたのか、など、ひとつひとつのお話しのディテールが細かく、その心情が実況中継のように伝わってくるものでした。
それというのも、須永さんは、実際に小学校3~4年にかけて転校先の学校でいじめにあったという実体験の持ち主です。いじめが原因で不登校から引きこもりになるも、転居により東京シューレに通学。18歳で修了後、シューレ大学に参加し、ストップいじめナビに携わるようになったということです。説得力があるのもうなずけるというものです。
体験談を聴くことにより、いじめを受ける側の状況を共有できたような気持ちになりました。

 その他にも、統計上いじめが増えたように見える年は、いじめが原因による自殺と報道がなされたことにより大きな社会問題となったときで、実際にはいつもでもいじめはある。

 電子メールはじめ、LINE、ツイッター、フェイスブックなどインターネット関連のいじめは、一見特殊に見えるが、実態はリアルな日常的ないじめと同じである。いじめは完全にはなくならないが、今目の前にある問題を解決していくための積み重ねが大事で、特効薬はなく地道な取り組みが必要。……など、実態や、解決に向けてのヒントなどが盛り込まれ、とても聴きごたえのある研修でした。

2015年6月30日火曜日

第10期 受け手養成講座 第3回

628日(日)。
一般社団法人 栃木若年者支援機構 理事長 中野謙作氏による
[
子どもの現状を知る「ひきこもり」]
についての講演がありました。

中野氏は、家庭教師や塾の経営をされるなかで、様々な、生きてゆくのが困難なこどもたちに出会いました。ひきこもり、不登校、表面にあらわれる行動の後ろには、たくさんの様々な問題が隠れていることを痛感し、そのこどもたち一人一人に寄り添った活動をしています。何が必要か、誰が必要か、関わる大人がどう真摯に丁寧にむかいあっていくことが大事だと力説します。地道な活動の実績を積んで、点から線、線から面と活動の幅を広げ今や県とも繋がり、民と官で協同して新しい若年者支援のシステムを次々と作り出しています。
その子その子の困難な場所に応じた個別対応、個別支援(相談支援、学習支援、体験プログラム支援、就労体験、一般就労)を形にし、実践しています。
「一人一人に向き合うことで、一人でも必要ならネットワークをつくる。若者支援は人づくり町づくり国づくりだ」
と熱く語られました。
チャイルドラインもそのなかの一端を担い、きちんと子どもたちに向き合って、子どもの気持ちを主体に考え、寄り添って行きたいと、決意を新たにしました。素晴らしい研修の場となりました。


中野さん、ありがとうございました。

子猫ちゃんに幸あれ

まさに梅雨のさ中のこの時期、じめじめした鬱陶しい日々が続きます。
先日、心あたたまるこんな出来事がありました。

その日は開局日。全国の子どもたちから、電話がかかってくる日です。
この日の当番の支え手さんが、瀕死の子猫を見つけました。事務局に出向くため車を出そうとしたところ、車の下にうずくまっていたそうです。
子猫をほうっておけなくて、箱に寝かせて玄関にいれておいたそうです。そして、シフトが終わったらすぐに動物病院に連れて行きたいのでよろしく、と連絡を入れたのでした。
事務局長、同じシフトの受け手さんや次の支え手さんたちの理解と協力があり、速攻で子猫を動物病院へ連れて行くことができたそうです。
そのおかげで子猫ちゃんは適切な治療を受けられ、その支え手さんのもとで保護されることになりました。
そのことを知った仲間たちも、たくさん応援メッセージを送りました。
幸い子猫ちゃんは命を取りとめ、ごはんや薬を与えられ、今ではすっかり元気になったということです。

この世の中、いろいろな人がいます。中には見て見ぬふりをする人もいるでしょう。なんとかしなければ、と思いながらなすすべのない人もいるでしょう。
この子猫ちゃん、たどりついたのが、この支え手さんのおうちでよかった!!
優しい人のおうちでよかった!!
小さな命を救うことができて、本当によかった!!
そして子猫を案じて、子猫の無事を願い祈った仲間たちがいます。
みんな、心の優しい人たちです。


チャイルドラインとちぎでは、こういう仲間たちが、全国の子どもたちからの電話を待っています。

2015年6月24日水曜日

第10回受け手養成講座 始まり

 6月7日(日) 第10回受け手養成講座が始まりました。

 第1日目のこの日は、午前10時から午後3時半までの1日研修。初っ端からの長丁場となりました。
 午前はチャイルドラインとちぎ理事長/チャイルドライン支援センター理事の松江比佐子が「チャイルドラインとちぎについて・子どもの心を受け止めて」のテーマで、オリエンテーションと受け手としての心構えを講義しました。
 午後は、早稲田大学文化構想学部教授の増山均さんを講師にお迎えして、子どもの権利条約についての研修でした。
 すでに現在活動している受け手さんも継続研修の一環として、一緒に研修に参加しました。


受講生の皆さんが、無事全員研修を終えて受け手認定されますように、前途を祈ります。

2015年6月22日月曜日

2015年度チャイルドライン支援センター通常総会

 理事長の松江です。
私は支援センターの理事も兼ねておりますので、66日の総会の前日から支援センターの会議がございまして、前日から東京に出かけておりました。

 いつも長くなる支援センターの総会。今回はなるべくスムーズに進めて、そのあと「ぶっちゃけトーク」の意見交換会の時間をとりたいな・・と理事会では考えておりました。


さて、心配だった雨も上がり、会場の文京シビックセンター スカイホールは後楽園を見下ろせる素晴らしいロケーション。
 私は総合司会を承っておりましてちょっとドキドキです。


なんだかんだ打ち合わせ。
そして、12時から、総会開始です。


しかし、案の定・・というか、いつもながら熱い参加者の皆様。事業報告にも様々な質問が飛び交い、またとくに、商標登録の更新に関わる規約改定については動議も出され、時間も伸びていきます。
総会終了は16時半でした。


結局、意見交換会の時間は取れずじまいでしたが、総会の中で話し合えたということで・・。

そのあと理事のお疲れ様会?反省会ということでワンフロア下のレストランで食事を。
帰るころには夜景がきれいでした。




2015年5月25日月曜日

フェスタmyうつのみや 2015

2015.5.17(日)





恒例のフェスタmy宇都宮への参加報告です。
市民の日の記念行事で、街中全部を使っての一大イベント。市内三か所に200団体ものブース、屋台が並び、それぞれのステージで終日様々な発表が繰り広げられます。
チャイルドラインとちぎは宇都宮市青団連に所属しているので、青団連のメンバーと合同で遊びの広場に参加しました。
大縄跳び、人間キャタピラ、竹馬・・・いろいろ体を使って芝生広場で遊ぶコーナーです。
若手スタッフもかけつけてくれたので、子どもたちに大人気。





いろんな遊びを体験したら、スタンプを集めて、くじを引いて(空くじなしです!)
賞品引き換えコーナーでお菓子やいろんな遊び道具が当たる別のくじで遊べちゃいます。



素晴らしいお天気に恵まれ、楽しいひと時を過ごせました。


2015年5月20日水曜日

研修 SNSってなあに?

5月16日(土)  SNSについての研修が行われました。

 子どもたちの電話には、ブログやFacebookという言葉が当たり前のように話されています。
lineTwitterを介しての人間関係のこじれや行き違いの相談も増えています。
 「ソーシャルネットワーク」はよくわからないし・・苦手・・では困ります。
 と言うことで、急きょ「SNS」の研修に参加しました。
 講師は、高校の情報課の先生です。

 出来の悪い生徒ですが真面目に取り組みました。  H

広報部会

5月15日(金) 広報部会がありました。 

 チャイルドラインとちぎでは、ホームページの作成、運営は広報部が担当しています。
 ホームページを現在の形にリニューアルしてから3年めを迎え、より内容を充実させるべく、マイナーチェンジすることにしました。
 私たちは、ホームページの作成にあたってできるかぎり外注はせずに、仲間たちの手作りでやることを方針にしています。
 中心になるのは広報部ですが、できるだけ多くの仲間にホームページに参加してほしいと考えています。そのため、仲間に原稿や素材の提供といった協力をお願いし、それによりチャイルドラインに参加しているという意識をより強く感じてもらえれば、という期待もあります。

 今回は、ホームページについての話し合いでしたが、実は広報部のメインの仕事は広報誌や会報の発行、イベントなどのパンフレットやチラシづくり。なので、頻繁に会合が持たれ、いつも忙しい状態が続いています。
 現在は、先月広報誌が完成し、”ちょっと一息”といった状態です。このタイミングを待っての広報部会でした。
 

ラジオ出演

5月15日(金) チャイルドラインとちぎの事務局長がラジオに出演しました。

RADIO BERRY FM栃木(76.4MHz) お昼の12時からの
宇都宮プライド「愉快なラジオ」という番組の中のイベント情報コーナーです。
電話取材というかたちで、17日(日)に開催される「フェスタmy宇都宮2015」という毎年恒例の一大イベントについてのご案内でした。
私たちチャイルドラインとちぎも、このイベントに参加します。

2015年5月11日月曜日

子どもの貧困♡撃退ラン &  寄付ハイク

201559(土)  栃木市を会場にチャリティランと寄付ハイクが開催されました。

寄付ハイクは7回目になりますが、子どもの貧困問題に特化したチャリティマラソン大会は本県初の試み。
いつもお世話になっている栃木コミュニティ基金主催で、私たちチャイルドラインとちぎも実行委員です。
 参加者が集まるのか?ボランティアは?役割分担は?いろいろ不安材料があったうえに、そんなにきっちりすることなく、ゆる~い進め方の事業。中心になってくださったボランティアネットワークの矢野さん、くららの中村さん、とちコミの土崎さん・・はご準備大変でしたでしょうが。でも、何とかなったみたいです(笑)。FBページで盛り上げてくださっていた環境未来基地の大木本さんにも感謝!です。




  ちょっと雨が心配でしたが、まずまずのお天気です。こちらはマラソン会場の永野川緑地。会場を盛り上げてくれる売店や、給水所(キッズシェルター森田夫妻ご協力。差し入れのトマトやキュウリなんかも)もあって   本格的。
永野川緑地公園で一周1,693mのコースを1時間、2時間それぞれの時間内に何週できたかを競います。その他2周コース、親子ラン1周コースがあります。






 チャイルドラインとちぎからは中田選手出場。2時間の力走で堂々の2位でした!拍手!!




  表彰式では、賞状の他、副賞の野菜やパン、頑張った子には森田さんがバルーンアートのごほうびも。

  うづま公園からは、春の太平山田舎歩きコース8km、蔵の街とちぎ散策コース5㎞、大平山頂往復ランコース7.5㎞。それぞれの参加者が、グループ毎に出発です。途中ガイドさんが説明してくれたり・・。




  散策終了後は、太平山歩きコースは大中寺で昼食・プレゼン。
そのほかのコースは金魚湯さんで昼食・プレゼンです。金魚湯さん2階は大広間。立派なステージがあってびっくりです。
  みなさん、力のこもったプレゼンテーションでした。