2015年9月27日日曜日

第10回受け手養成講座 第7回、第8回 9月6日(日)

養成講座も終盤。今日は、お昼をはさんでのダブルヘッダー。
午前中は、子どもの発達障がいのお話。「障害」ではなく「障がい」。それは、個性といってもよいと思う。
そして、病院ではひとりひとり患者さんの症状や体調を毎日毎日診て、それにあわせて看護するのに、学校ではみんなみんな同じでなければいけないという話。金子みすずさんの「みんなちがってみんないい」というわけにはいかない。
みんなが同じではなく、いろいろでいいよね。いろいろで生きていることがあたりまえになるといいよね。生まれた時から、個性を大切に育っていけたらいいのにね。

午後は、ロールプレイ。今日のロールプレイでは、自分が思っていることが、相手には違って見えることがわかり、思い込みや凝り固まった思考に気づいた。自分の聴き方についてのフィードバックはちょっとドキドキだけど、自分の聴き方について、具体的に客観的に知ることができる。
電話の受け手に必要なことは、普段の生活の中でも、とっても大切なことだと思う。
スーパーで、公園で、ちょっと耳をすませて、聞いてみて。「ねえ、ねえ」と呼ぶ子供の声に、呼ばれたおとながなんて返事をしているか。「いいから、早くしなさい」「うるさいな~」とか。だから、研修で勉強することは、自分のためになる。
器用にすぐにすんなりと理解できる人と、私みたいに飲み込みがすごく悪い人もいる。すこしずつでも、こつこつと積み重ねていくことが大切だと思う。そして、電話をかけてきたこどもが、すこしでも明るく、すこしでも気持ちが軽くなって終われるように、これからも謙虚に学んでいきたいと思う。

丸山先生、伊澤先生、ありがとうございました。
                                                                                                                    by H.H      

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