2015年6月30日火曜日

第10期 受け手養成講座 第3回

628日(日)。
一般社団法人 栃木若年者支援機構 理事長 中野謙作氏による
[
子どもの現状を知る「ひきこもり」]
についての講演がありました。

中野氏は、家庭教師や塾の経営をされるなかで、様々な、生きてゆくのが困難なこどもたちに出会いました。ひきこもり、不登校、表面にあらわれる行動の後ろには、たくさんの様々な問題が隠れていることを痛感し、そのこどもたち一人一人に寄り添った活動をしています。何が必要か、誰が必要か、関わる大人がどう真摯に丁寧にむかいあっていくことが大事だと力説します。地道な活動の実績を積んで、点から線、線から面と活動の幅を広げ今や県とも繋がり、民と官で協同して新しい若年者支援のシステムを次々と作り出しています。
その子その子の困難な場所に応じた個別対応、個別支援(相談支援、学習支援、体験プログラム支援、就労体験、一般就労)を形にし、実践しています。
「一人一人に向き合うことで、一人でも必要ならネットワークをつくる。若者支援は人づくり町づくり国づくりだ」
と熱く語られました。
チャイルドラインもそのなかの一端を担い、きちんと子どもたちに向き合って、子どもの気持ちを主体に考え、寄り添って行きたいと、決意を新たにしました。素晴らしい研修の場となりました。


中野さん、ありがとうございました。

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